International Professional University
of Technology in Tokyo
教員紹介
Faculty member
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情報工学科 ロボット開発コース
教授
広田 和洋
Kazumi Hirota
メッセージ
企業時代はマイクロプロセッサを中心とした半導体応用技術に携わってきました。現代の先端技術の多くはこの知能を組み込んだ機械が使われています。ハードウエアとソフトウエアが融合した組込みシステムの世界です。その応用範囲は無限に広く、それをデザインできる人材が求められています。学生の皆さんには視野を広く持ち、普段から好奇心旺盛に物事をとらえ鋭い観察力を磨いてほしいと思います。学びの中では目的意識を持つことが大事です。授業で教わることは限られています。学んだことを土台にして発展・展開することで自分の世界が広がります。
専門分野
- 組込みシステム
- リアルタイムオペレーティングシステム
- ソフトウエア工学
担当科目
- 「回路・プリント基板設計」(1年後期)
- 「組込みシステム制御実習」(2年前期)
- 「臨地実務実習Ⅲ」(4年通年)

「回路・プリント基板設計」科目の内容イメージ
プロフィール
東京工業大学大学院 総合理工学研究科 高分子工学専攻博士後期課程修了。工学博士。三菱電機グループの半導体応用技術会社に入社後、マイコン応用システムの技術教育に従事。組込みソフトウェアにおける品質・開発技術の革新プロジェクトリーダーや製品開発部署のマネージャを経て、ルネサスエレクトロニクス株式会社の半導体トレーニングセンター長に就任。中国・アジア地域への教育支援を行い、技術者育成を推進。国内外での高信頼性組込みソフトウェア関連の講演活動も活発に行う。独立後は高エネルギー加速器研究機構等からの受託開発や企業向け研修を請け負う。
代表的な論文・著作名・作品名
- 「状態遷移モデルで記述された要求仕様に基づく組込みソフトウェアの自動試験法 」電子情報通信学会論文誌(2001.6)
- 「マイコン組み込みS/Wの開発を支援するCASEツール: 状態遷移表とテスト手順生成 」電子情報通信学会論文誌(1998.10)
- 「マイコン用CASEツール: 要求分析ツール 」情報処理学会 全国大会講演論文(1996.9)
- 「マイコン用CASEツール: テスト項目生成ツール 」情報処理学会 全国大会講演論文(1996.9)
- 「マイコン用CASEツール: 評価テスト実行ツール」情報処理学会 全国大会講演論文(1996.9)
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