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【大阪・関西万博】スマートフォンアプリやARグラスを活用した産学連携の成果を出展

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域、7つの国際機関が参加し、現在開催中の大阪・関西万博。

新技術開発などに取り組む400を超える関西企業・スタートアップの技術や魅力を発信する大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」にて、6月10日から6月16日の期間、社会課題を解決するために学生が産学連携で開発した製品・技術が出展されます。

「未来の生活スタイル~スマートルーム~」と題し、未来の健康・快適・サステナブルな生活を実現する製品・技術を展示するもので、本学は2つの企業と連携。4月には報道関係者向けのプレ展示会が大阪シティ信用金庫にて行われました。

※展示会には大阪シティ信用金庫の支援事業を通じて同ゾーンに出展する38社が参加。

 

スマートフォンアプリを活用して未来の子育てに貢献

株式会社カワキタ(東大阪市)とのプロジェクトでは、乳児の抱っこをサポートするバッグに体重や体温の測定機能をプラスした「未来の抱っこバッグ」の開発に携わりました。座面に乳児を乗せるだけで手軽に体重を計測できるもので、測定データを小型のモニターに表示させ、乳児の健康管理につなげるとともに、スマートフォンアプリと連携して成長記録をつけることができます。

 

ARグラスを活用して次世代の医療をサポート

機械メーカーの株式会社古賀機械製作所(堺市)とは、傷病者が寝た状態のまま、リモコン操作でベッドから別のベッドに移動できる装置に関わる測定機能の開発に携わっています。

傷病者の心拍数や血中酸素飽和度といったバイタルデータを測定し、ARグラスで傷病者の容態の緊急度などを即座に確認できるようするというもので、展示の際は、来場者にわかりやすく技術を伝えるため、LEDを敷き詰めた表示板を制作するなどディスプレイにも工夫を凝らしています。

大阪ヘルスケアパビリオンにて産学連携の成果をぜひご覧ください。

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