内定先:豊田通商システムズ株式会社/ジェネラル職(総合職)

■内定先
豊田通商システムズ株式会社
世界に11拠点を有し、グローバルビジネスの現場においてITソリューションを展開。世界から集まる情報・アイディアを活かした事業・サービスを創出するトヨタグループの企業。
■配属先・職種等
ジェネラル職(総合職)
企業インターンシップでシステム開発も経験。希望通りトヨタグループへ
・自動運転に興味があり、将来的に必要とされるAIを実践的に学べる点に惹かれ入学
・プレゼンテーションの機会も多く、インプット・アウトプットができる環境で成長を実感できた
・就職活動では、大学生活で取り組んだ経験が他大学の学生との大きな差別化に
大学での学びについて
Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
AI技術に興味があり、AIについて学べる進学先を探していました。
また、学士を取得したいものの、一般的な大学のように聞くことがメインの講義ではあまり知識、技術が身につかないとも思っていたため、少しでも身になるような環境を求めていました。
そんな時この大学を知り、実践的な授業でAIを学べるという2つの条件を満たしていたため入学を決めました。
Q. 学科・コースを選んだ理由を教えてください。
元々自動車が好きで、自動車技術が日々進歩していく中で、特に自動運転に興味を持ちました。自動運転の技術を本当に必要としているのは私が住んでいた地元(長野県)のようなところだと感じていたため、AIについて学んでみたいと思い、情報工学科のAI戦略コースを選びました。
また、技術の発展により、多くの職は将来徐々に失われていくと言われていますが、IT(情報技術)はこの先さらに伸びていく分野だと感じていたので、しばらくこの職はなくならないのではないか、安定しているのではないかと思ったのもAI戦略コースを選んだ理由の一つです。
入学後は、やはり実際に手を動かしながら受ける講義が多く、周りの大学の友達よりも技術力が自然と身に付いていると実感できました。
また、研究室活動に関しても印象的です。一般的な大学だと、研究テーマは研究室ごとに決まっていたりすることが多いですが、本学では自分自身が取り組みたい研究に先生が伴走する形で進めることができるので、自然とモチベーションが高くなり、とても良かったです。その結果、3年後期には学会発表も経験でき、4年からはさらにステップアップして研究に取り組むことができています。
さらに、発表をする機会が非常に多いのもこの大学の特長だと思います。いくら技術力をつけたとしても、それを説明する力やコミュニケーション力がなければ、宝の持ち腐れ状態になってしまうということは様々な経験を通して実感してきました。そのため、技術的な面だけではなく、説明力、コミュニケーション力を磨くことができるカリキュラムで学ぶことができ、自分の力になっていると感じています。
Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
企業で実務に取り組むことで、大学で学んだ知識や技術が実際の現場でどう使われているのかを知ることができました。
また、この仕事、業務が自分に向いているのか、自分はどんな働き方をしたいかなどを考えるきっかけになり、自己分析にも役立ちました。
さらに、2年次初回の実習先で感じた課題を、3年次の実習で解決するためのシステムを作成することができたため、実習を通して課題発見力とその解決力を身につけることができました。
Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
先生は講義の内容や技術的な話だけでなく、これまでの経歴やプライベートなど、気兼ねなく話すことができるので親戚のような存在でした。
友人は成績や技術力をお互いに高め合える良きライバルです。
就職活動・内定について
Q. 就職活動はどうでしたか?
大学生活を通して、個人開発はもちろん、大学の演習・実習を通してチームで何か成果物を作り上げたり、企業インターンシップ「臨地実務実習」での実務など、様々な経験をしてきました。そのため、何かに取り組む時どのような工夫をしたか、どのように貢献したか、どのように立ち回ったかなどのエピソードが非常に多く、面接で大学での学びについて聞かれて困ることはありませんでした。
た、大学のキャリアサポートセンターには自分の考えを整理するときに助けてもらいました。具体的には、本来は「やりたいこと・業種」などの本軸を決めてから就活をすべきでしたが、はっきり決めずにいくつかの軸を残したまま就活を進めました。最終的にどれを本軸として重視するか非常に迷い、キャリアサポートセンターに相談し、アドバイスをもらいました。
内定につながった自分の強みは、皆勤であるということ、「臨地実務実習」を通して課題発見とそれを解決するシステムの構築経験があるということ、学会発表経験があるということだと思っています。大学生活を通して、積極的に色々な経験をしたからことで志望企業からの内定につながり、嬉しかったです。
Q. 企業でどのようなことに挑戦したいですか? 将来の夢や目標は?
ユーザーやニーズをよく考え、新たな付加価値を創造できる技術者になりたいと考えています。
また、グローバル企業であることを活かして、いち早くITに関する最新情報をキャッチアップし、日本国内で価値創造をしたいと思います。
メッセージ
Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
大学は高校までと違って、自分の興味や将来に向けて、深く学ぶチャンスだと思います。なので、ほかの人とは違う「自分だけの知識・スキル・経験」などが、この先の人生の大きな「武器」になります。この大学には、その「武器」を作りあげる環境が非常に整っているので、一人ひとりがその環境をどう活かすかが重要になると思います。頑張ってください!
Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
挑戦と実践を繰り返し行える環境