International Professional University
of Technology in Tokyo

教員紹介

Faculty member

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メッセージ

「一枚の絵は千の言葉の価値があり、一つの公式は千の絵の価値がある」は、計算機科学者のダイクストラによる格言です。公式には複数の概念を一つにまとめる力があり、虚数と三角関数が同時に現れるオイラーの公式がその代表例です。公式の解釈はある種の審美眼と遊び心が必要とされ、色々な芸術と娯楽に触れることが重要です。
現代の日本の数学は明治時代に西洋から取り入られました。相応の成功を収めた代償として、香遊びのような日本古来の数に関する感覚を置き去りにしているように感じられます。様々な人々が集う本学で切磋琢磨し、既存の考え方のあるべき姿を模索し、現在の社会に適した価値観を共に考案(デザイン)しましょう。


専門分野

  • 整数論
  • ブール代数
  • 自然言語処理

担当科目

  • 「C言語基礎」(1年前期)
  • 「解析学」(1年後期)
  • 「線形代数」(1年後期)
  • 「自然言語処理」(2年前期)

プロフィール

北海道大学大学院 理学研究科 数学専攻博士課程 修了。博士(理学)。2年間システムエンジニア(SE)として防災や行政の官公庁向けシステム開発に携わった後、研究員として近畿大学 総合理工学研究科 量子コンピューター研究センター、国立情報学研究所 ビッグデータ数理国際研究センターにてアルゴリズム、自然言語処理の研究や実験に従事。また他分野の技術を数学へ応用する研究にも従事する。その間、高等学校や大学の非常勤講師を通じて教育に貢献。単語ベクトル(Word Embedding)を利用した検索エンジンの匿名化の技術や公式による整数論の特殊値の解明に実績がある。日本数学会会員。


所属学会・協会・団体等

  • 日本数学会

代表的な論文・著作名・作品名

  • “Query obfuscation by semantic decomposition”, D. Bollegal, T. Machide and K. Kawarabayash, Proc. of the 13th Language Resources and Evaluation Conference (LREC 2022), pages 6200-6211.
  • “Identity involving symmetric sums of regularized multiple zeta-star values”, T. Machide, Mosc. J. Comb. Number Theory 8 (2019), 125-136.
  • “Identities involving cyclic and symmetric sums of regularized multiple zeta values”, T. Machide, Pacific J. Math. 286 (2017), 307-359.
  • “Generators for vector spaces spanned by double zeta values with even weight”, T. Machide, J. Number Theory 133 (2013), 2240-2246.
  • “An elliptic analogue of generalized Dedekind-Rademacher sums”, T. Machide, J. Number Theory 128 (2008), 1060-1073.