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学生チームがリーグ準優勝「ロボカップジャパンオープン2025」

情報工学科

AIロボットの競技大会「ロボカップジャパンオープン2025」が、5月2日から5日にかけて、滋賀ダイハツアリーナで開催されました。トヨタ自動車製の生活支援ロボットを用いて、日常生活での作業を競うリーグのDSPLビギナーカテゴリーにおいて、本学の「iPutok」チームが高度なプログラミングにより2位の好成績を収めました。昨年の初出場に続く2年目の出場で、快挙の成績です。

この大会には、情報工学科の中村幸博教授、吉田武准教授、小泉智史准教授、原秀樹助教の指導のもと、AI戦略コース、IoTシステムコース、ロボット開発コースの2年生から4年生とOBを含めた18名の学生が「iPutok」チームと「iPutok-ZERO」チームに分かれて参加しました。各チームはプログラムの作成、ロボットの動作確認、修正など、大会に向けた準備を進めてきました。また、iPutok-ZEROチームはAIロボットを自作すべくロボットの設計、製作も手掛けました。

自作ロボットZEROのプログラム確認の様子①
自作ロボットZEROのプログラム確認の様子②
ロボットがレストランのウェイターとして、客席に注文をとりに行くことから配膳までを競う「レストラン」競技でも高得点を獲得
表彰の様子

NTTで産業用ロボットやネットワークロボット、ライフログなどの研究開発を行ってきた中村教授は、「ロボカップは、AI戦略コース、IoTシステムコース、ロボット開発コースの学生がコース横断で同じ課題にチャレンジでき、専門以外の分野を互いに学び合えるとても良い場と考えています。また、それまでの成果を本番で出し切る難しさと準備の大切さも学べる良い機会です。今後もロボカップの活動を通して学生たちが相互に高め合える場を作っていきたい」と話していました。

また、大会では研究会やミーティングの機会も設けられ、本学のiPutok-ZEROチームも自作ロボットのポイントや技術などの情報を共有しながら、他大学の学生たちと交流するなど学生たちにとって貴重な機会となりました。

自作ロボットで参加した学生たち(※別リーグの競技)

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