第61回東北地区私学教育研修会が山形県山形市で開催され、新潟・東北各県から約250人の私立中学・高等学校教職員が参加しました。記念講演として、Google米国本社副社長などを歴任した村上憲郎学長が登壇。「グローバル人財として活躍するために」と題して、Google初期の話から、次のグローバルスタンダードを生み出す本学の取り組みについて語りました。

記念講演の参加者からは「生成AIにどのように向き合えばよいか」、「翻訳機能が高度化する中で英語の必要性をどのように説明すればよいか」などの質問が寄せられ、AIや国際教育に対する関心の高さが伺えました。

また、研修会では、「デジタル社会の先にあるもの ～私学が取り組むべき教育のあり方～」と題してテーマごとに講義や議論が行われました。

■主なテーマ

・AIの効果的な活用のために　～教育現場で意識すべきリスクとガバナンス～

・エストニアの教育制度とデジタル化が目指すもの

・生徒のレジリエンスを高めるための保護者との連携と課題

・生徒の可能性と社会が求める力をつなぐ高校教育の在り方　～社会貢献を軸に考える～

・学校の特色化に向けたカリキュラム・マネジメント

新潟・東北各県の私立中学高等学校における多様で特色ある教育が、より一層推進されていくことを祈念し、東京国際工科専門職大学は、今後も高等学校等と連携しながら、グローバルで活躍できる人材の育成に引き続き取り組んでまいります。