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2026.03.20
第3期生が卒業。タタ、カプコンなどDX・デジタル業界の最前線へ

AI、IoT、ロボット、ゲーム、CGの情報系の大学として2020年4月に開学した東京国際工科専門職大学は、2026年3月15日、第3期生の卒業式・学位授与式を挙行しました。
式典では、村上憲郎学長から学位記が授与され、来賓の日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社のCHRO(最高人事責任者)Ms. Arti Bhandari氏、株式会社カプコン開発管理統括 開発人事部長 川島藍氏から、これから社会へ羽ばたく学生たちへ大きな期待を込めた祝辞をいただきました。


村上学長は、自身がGoogle米国本社副社長に就任した当時、創業者のラリー・ペイジ氏やセルゲイ・ブリン氏から語られた「指示をする前に、知りたいことが瞬時に出てくる世界」というビジョンを振り返りました 。生成AIやフィジカルAIの急速な発達により、その理想が現実のものとなりつつある現状に触れ、現代をのちに歴史家が「第四次産業革命」と記すほどの人類史的な大変革期であると指摘しました。
そして、この変革の時代に「社会とともにあるデザイナー(Designer in Society)」として、多様な課題解決に挑む力を身につけた卒業生に向け 、自信を持って新たな一歩を踏み出してほしいという願いを込め、次のように激励の言葉を贈りました。
「我等いつも新鮮な旅人、遠くまで行くんだ!」
この力強いメッセージを受け、学生たちが新たな道へと踏み出しました。彼らは、トップ企業やグローバル企業で豊富な実務経験を積んだ教授陣、世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した4ヵ月の長期企業実習、そして海外研修といった、本学ならではの実践的な学びを通じて、多くの経験を積み上げてきました。
卒業生は、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社や株式会社カプコンをはじめとする多彩な業界へと羽ばたき、グローバルプロフェッショナルとして、それぞれのフィールドで社会の変革を担っていくこととなります。
■卒業生代表 勝間田 武治さん(情報工学科AI戦略コース)の答辞 ※抜粋
大学1年生の後半、ChatGPTをはじめとする生成AIが急速に台頭しました。それまでプログラミングを学んできた私たちにとって、AIが一瞬でコードを生成する姿は衝撃的でした。「自分の仕事がなくなってしまうのではないか」「今からAIを学ぶのは、もう遅いのではないか」そんな不安を抱きました。
しかし、2年次の地域共創デザイン実習で、その考えは大きく変わります。そこでは、「社会課題を解決する前に、まず課題を見つけることの難しさ」を教わり、「社会課題は自分にとってのチャンスにもなり得る」という視点を、担当の先生が示してくださいました。
それまでの私は、課題を解決するための技術ばかりを注目していました。しかしこの経験を通じて、Designer in Societyとは、社会の課題を見つけ、それを価値へと転換する「姿勢」を持つことなのだと理解しました。
この考え方は、AI時代においても通用する強力な武器になると信じています。AIが台頭し、激しく変化し続ける社会ですが、私たちはDesigner in Societyという言葉を胸に、社会に潜む課題を見いだし、それを価値へと変える挑戦を続けていきます。
※Designer in Society(社会とともにあるデザイナー)・・・社会の課題を発見し、デザイン思考にもとづいて最適なソリューションを見出すという本学の掲げる教育理念。

■ドリームワークス・スタジオのアニメーターになるという夢へ 校費留学生に選ばれカナダに留学する甘田 渚紗さん(デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース)
この度は、校費留学生としてご認定いただき、誠にありがとうございます。私の目標は、将来、ドリームワークス・スタジオにてアニメーターとして、世界中の多くの人々に届く作品制作に貢献することです。
その実現には、確かな英語力と高度な技術力の修得が不可欠です。留学先であるバンクーバーフィルムスクールは、専門的かつ実践的な環境のもとでこれらの力を大きく伸ばすことができる最適な場所であると確信し、留学を決意いたしました。
留学期間中は、誠心誠意努力を重ね、自身の実力をさらに磨き、目標の実現に向けて一層の研鑽に努めてまいります。技術革新の著しいこの業界において、真に人の心に届く作品を生み出せるクリエイターへと成長することを、ここに誓います。
※本学は、専門分野をグローバルな視点で捉え、新たな価値を創造できるクリエイターの育成を目的としています。その一環として、フランス、イギリス、イタリア、アメリカをはじめとする一流の大学・大学院などへの留学に必要な渡航費や学費(1年分)を支援する「校費留学制度」を設けています。

式典後、会場では卒業生一人ひとりに学位記や記念品が手渡されました。晴れやかな表情を浮かべた卒業生たちは、苦楽を共にした仲間や恩師との語らいを楽しみ、あちこちで新たな門出を祝う光景が見られました。
改めて、卒業生の皆さんに心からの祝福を贈ります。 本学で培った専門性と志を胸に、皆さんが歩む未来が健やかで、光り輝くものとなることを切に願っています。




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