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Microsoft本社やAWS、ワシントン大学など、米国シアトルでの海外実習を実施

グローバルに活躍するプロフェッショナル人材を育成する本学では、海外の企業や大学などと連携した海外実習を実施しています。

今年度も昨年度に続き米国シアトルにて、Microsoft本社、AWS Skills Center、ボーイング社、ワシントン大学などで、海外実習(研修型)を実施しました。

Microsoft社
世界のテクノロジーを牽引するMicrosoftはシアトルに本社がある。本社には最先端の設備が整っており、研究機関も兼ね備えている。

AWS (Amazon Web Services) Skills Center
クラウド技術などが無料で学べる施設で、ロボット工学、宇宙開発などがどのように活用されているかを体験できる展示もある。施設があるのはシアトル、バージニア州アーリントン、ケープタウンの3か所のみ。

ボーイング社
世界最大級の航空宇宙機器メーカーであり、民間航空機、防衛、宇宙、セキュリティ分野でグローバルに事業を展開している。

ワシントン大学(University of Washington)
世界トップレベルの教育・研究環境で世界大学ランキング25位(Times Higher Education 2026)。

Microsoft社とAWS Skills Centerでは職員による説明のもと、トップ企業の最新技術や歴史について学びました。世界最大の飛行機組立工場であるボーイング社の工場では航空機の設計思想や製造工程の一端を実際に目にしました。

ワシントン大学では2日間に渡るワークショップを実施。脳科学やロボティクス分野について最先端の研究に触れた他、研究室を訪問するなど本学で情報工学を学ぶ学生たちにとって意欲を高める機会となりました。

また研修の合間に、スターバックス1号店への訪問やシアトルマリナーズの試合を観戦する学生もおり、現地の文化にも触れ、充実した時間を過ごしました。

国際的な活躍を目指す学生たちにとって、語学力を向上しながら、グローバルトップ企業や世界的な大学で最先端の技術や最新の研究に触れることができ、将来の進路やキャリア、自分の可能性を広げる貴重な経験となりました。

参加した学生たちの感想(一部抜粋)

  • 単に知識として学ぶだけでなく、体験や実践によって「理解を深める」ことの面白さを実感しました。今回の海外実習を通じて、これからは技術的な側面だけを追求するのではなく、その技術に関わる人間そのものへの理解を深め、より多角的な視点から物事を捉えたいと強く思うようになりました。
  • 日本だけに視野をとどめず、世界全体の動きや多様な価値観を意識しながら、自分の進路やキャリアを考えていこうと思います。
  • AWS で見た最先端の技術に刺激を受け、「自分でも何か新しいものをつくってみたい」という創作意欲が湧きました。今回の経験で得た知識やインスピレーションを元に、アイディアを形にするスキルを磨いていきたいです。
  • 航空産業に強い関心を持ち続けてきたため、ボーイング社で世界の最前線を体感できたことは将来の方向性を考える上で大きな刺激となりました。単なる趣味や憧れとして飛行機を見上げる段階から一歩進み、社会に必要不可欠な産業としての理解が深まりました。

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