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学生も参加!グローバルプロフェッショナルの思考と行動

特別講師:サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久氏 / 株式会社ヒューアップテクノロジー 取締役会長 吉田一也氏

左:サイボウズ 青野氏 右:ヒューアップテクノロジー 吉田氏

実務とつながる実践カリキュラムを実現する本学では、各界のスペシャリストやパイオニアによる特別講義などによって、世界や企業の最前線を学ぶことができます。

ソフトウェア企業が連携し、産業の発展に寄与することを目的として約800社が会員である一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)の中でもグローバルビジネスを推進する国際委員会と共催で、特別企画「日本を逆転へ導く、グローバルプロフェッショナルの思考と行動」を本学にて開催しました。
青野慶久委員長(SAJ筆頭副会長・サイボウズ代表取締役社長)、吉田一也副委員長(SAJ理事・株式会社ヒューアップテクノロジー取締役会長)をお招きして本学の村上学長、武本学部長、情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生とともにパネルディスカッション形式で議論を行いました。

メディアで頻繁に取り上げられるようになった「デジタル赤字」や加速する「少子高齢化」を背景に、国際的に活躍するために身に付ける思考や行動について学生からの質問に答えていただきました。「現在日本が直面している課題」や「グローバルプロフェッショナルとは具体的にはどのような力であるか」については経営者である青野委員長、吉田副委員長が、また教育者の視点からは村上学長、武本学部長が回答しました。
学生からの積極的な質問も飛び交い、熱気に満ちた活発なパネルディスカッションとなりました。

議論要点

  • 社会人になっても学び続ける必要があるが、日本では社会人になると学習を続ける人が少ない傾向がある。
  • 労働生産性の低下が課題である。
  • 最新技術(生成AIなど)を使いこなす思考と行動がグローバルプロフェッショナルには必要である。
  • 世界では母国語が英語でない人も仕事で英語を使っていることも多く、片言でも良いのでコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切となる。
  • IPUTではトランスナショナル人材、マルチナショナル人材を育てていきたい。
  • より良い授業や実習に改善を続けており、企業実習も多いため、いろいろなことにチャレンジしてほしい。

学生コメント

  • 講義を深く振り返った結果、学生が自分の視野を広げ、身の回りの環境を超えて世界とつながる機会を持つことの大切さに気づきました。
  • 今回の特別講義では就職における国際的な価値観と考え方について自分なりに考えてみる良い機会になりました。
  • 今の社会の現状と意欲の大切さを考えられるいい機会になった。今後は与えられた課題をこなすだけでなく自分で見つけられるような人材を目指したい。
  • 今日本が直面している問題やグローバルにむけ合わなければならないことなどこれから知っていかなければならないことをいち早く知ることで自分が何をするべきなのか考える機会になったと思います。
  • 「日本を逆転へ導く」という強いメッセージに惹かれます。グローバルプロフェッショナルとして、単に海外の情報を追うだけでなく、日本特有の課題と強みを深く理解し、その上で未来を見据えた戦略的な思考と、それを実行に移す果断な行動力が求められていると感じました。

本学では、今後も業界の第一線で活躍する方々をお招きし、学生が実社会とつながる学びを提供し、学生の視野を広げ、夢の実現をサポートしてまいります。

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