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業界出身の先生方のアドバイスで作品のクオリティが向上!希望のゲーム企業へ

内定先:株式会社マーベラス / エンジニア・開発部

■内定先
株式会社マーベラス
ゲーム・アニメ・音楽・舞台など多彩なエンタテインメントを手がけ、国内外で高い評価を得ている。
主な作品に『牧場物語』『ルーンファクトリー』シリーズなど。

■配属先・職種等
エンジニア / 開発部


業界出身の先生方のアドバイスで作品のクオリティが向上!希望のゲーム企業へ

・多くの実習やチーム制作で、技術力と対応力を磨き続けた日々
・企業インターンシップで視野が広がり、ものづくりへの情熱が深まった
・ゲーム業界出身の先生方が、就職活動用に制作していたゲームにもプロの視点でアドバイス


本学への入学について

Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
高校時代、通信制に通いながらYouTube動画の制作に夢中になり、登録者数も増えYouTuberになるかどうか本気で考えた時期もありました。
そんなとき、父が渡してくれた本学のパンフレットをきっかけに、「自分が本当にやりたいことは何だろう」と考えるようになり、動画だけでなく、ずっと興味のあったゲーム制作の世界に挑戦できる環境に大きな魅力を感じて、入学を決めました。

Q. 学科を選んだ理由を教えてください。
ゲームや映画が好きだったので、迷わずデジタルエンタテインメント学科を選びました。

Q. 入試はどうでしたか?
一般選抜で受験しました。TEDの動画を繰り返し見たり、当時注目されていた技術について調べたりして準備しました。
試験当日は多くの受験者に圧倒されて緊張しましたが、英語の問題は知っていた技術の内容だったため、なんとか乗り切ることができました。


カリキュラム・学びについて

Q. 本学で学んで良かったことや成長したこと、印象に残っていることは?
振り返ると、この大学での実習は「できない」を「やってみる」に変える最高の訓練場だったと思います。特に一番成長したのは、間違いなくエンジニアとしての力です。学内の実習やチーム制作では、プランナーからの「これできる?」という問いに、「できません」と答える選択肢はありませんでした。どうすれば形にできるかを考え抜く日々の連続で、技術力だけでなく対応力も大きく鍛えられたと感じています。
周りから「大変そうだね」と言われることもありましたが、私はその挑戦の連続を面白がっていました。正解のない道を試行錯誤しながら進む時間こそ、私を一番成長させてくれました。

Q. 産学連携の実習や、企業インターンシップ「臨地実務実習」はどうでしたか?
企業インターンシップ「臨地実務実習」では、ゲーム業界にこだわらず、遊技業界やIT業界に飛び込んだことが、自分の視野を大きく広げてくれました。
特にITベンチャー企業では、ゲーム制作では触れることのなかったサーバー構築や、社長自らが決断していくスピード感に触れ、とても刺激的で貴重な時間を過ごせました。
この経験が、自分はゲームだけでなく、ものづくりそのものが好きだということに気づかせてくれ、多角的に物事を見て考える力を育ててくれました。

Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
友人は、大変な時でも一緒に楽しみながら成長できる存在です。4年次の「デジタルコンテンツ総合実習」では、技術的に攻めた内容に挑戦しましたが、チームは毎日笑い声が絶えませんでした。
あとから聞いた話では、「あのチーム、なんであんなに楽しそうなの?」と周りの学生が少しざわついていたそうです。その楽しさこそが、難しい課題を乗り越える一番の力になったと感じています。
先生方はバンダイナムコスタジオなどの企業出身の方が多く、まさに業界のプロフェッショナルという印象でした。就職活動用に個人で制作していたゲームに対しても、プロの視点から鋭いフィードバックをいただきました。
そのアドバイスをもとに何度も修正を重ねたことで、最終的には企業の方からも高く評価していただける作品に仕上げることができました。


就職活動・内定について

Q. 就職活動はどうでしたか?
始めは不安な気持ちでしたが、キャリアサポートの方に勧められて参加した学内の企業説明会で、多くの企業の方と直接話す機会ができました。自作のゲームに対するフィードバックをいただいたり、将来について相談できたりしたことで、気持ちが前向きになりました。中でも、内定した企業の方との出会いは大きな転機で、「ここで働きたい」という強い気持ちが芽生えたのが、就職活動で一番の収穫だったと思います。

Q. 内定につながった自分の強みは何だと思いますか?
自分の一番の強みは、ゲーム業界でやりたいことに真剣に向き合い続けてきた気持ちだと思います。
とにかくたくさんのゲームをつくり、挑戦してきた経験が自信につながり、その熱意を面接でもしっかり伝えることができました。
内定が決まったときは、これまで支えてくれた先生やキャリアサポートの方に報告できて、とても嬉しかったです。

Q. 企業でどのようなことに挑戦したいですか? 将来の夢や目標は?
将来の夢は、ファンの気持ちに一番寄り添えるゲームディレクターになることです。プレイヤーの声や想いを、ただの数字やデータとしてではなく、一人ひとりの熱意として受け止められる人間でありたいです。
そのためにまずは、エンジニアとしての力をとことん磨きたいと思っています。技術を高めるだけでなく、企画の段階から積極的に話に加わり、他の職種の方々と協働して面白さを育てていく働き方をしていきたいです。
そして、遊んでくれる人が「自分の声が届いた」と感じられるような面白いゲームを、仲間と一緒につくっていくのが目標です。


メッセージ

Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
入学する皆さんは、最初から目標やスキルがなくても大丈夫です。この大学での授業や実習を通して、やりたいことを見つけてください。
やりたいことが見つかったら、迷わず一直線に突き進んでください。
後輩の皆さんは、緊張するかもしれませんが、先生や企業の方に勇気を出して話しかけてみてください。その経験は必ず将来につながると思います。

Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
成長したい気持ちに応えてくれる大学。

関連サイト

株式会社マーベラス

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