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2023.12.14
本学が協力する、新世代の若手ゲームクリエイター育成プロジェクト「神ゲー創造主エボリューション」(NHKエンタープライズ主催)の第三次審査が、本学キャンパスで開催されました

神ゲー創造主エボリューションのサムネイル

本学が協力し、NHKグループが新たに企画する新世代ゲームクリエイター発見プロジェクト「神ゲー創造主エボリューション」の第三次審査が、本学キャンパス・総合校舎コクーンタワーで開催されました。

本学デジタルエンタテインメント学科 学科長 斎藤直宏教授は「神ゲー創造主エボリューション」の実行委員長をつとめ、また、中谷日出教授はナビゲーターとして企画の立ち上げから関わっています。

今回は、二次審査に通過した10作品のクリエイターが集結してそれぞれの懇親の作品を展示発表。サイバーコネクトツー社長・ゲームクリエイター 松山洋さん、タレント・ゲームファン 最上もがさんなど、特別審査員がそれぞれのゲームを実際に試しながら審査が続きました。NHKの番組の取材も入り、後日放映予定です。

神ゲー創造主エボリューションの様子1
神ゲー創造主エボリューションの様子2
神ゲー創造主エボリューションの様子3
神ゲー創造主エボリューションの様子4

選考の結果、4組のファイナリストが選出。12月23日に決勝大会が開催され、NHK総合テレビでの放送、神ゲー創造主エボリューションYouTubeチャンネル/ニコニコ生放送【公式】での配信も予定されています。

■斎藤直宏教授のコメント
*今回の第三次審査について
このコンテストの特徴である「ゲームは進化し続ける。スマホ、VR、AI、メタバース。ゲームの枠組みは拡張され、世界に浸透していく。この進化を担うのはキミたちだ。これまでなかった世界初のゲーム、だれも思いつかなかったゲームの形。それを生み出すのはキミたちだ。・・・」がクリエイターの想いが込められている作品を通じて表現されていました。
とてもレベルの高い作品を最終審査に向けて選ぶという、大変難しい審査が行われました。12月に開催される最終審査では、今回のフィードバックをもとにさらに進化した作品になっていることと期待します。

*ゲーム業界の未来展望について
ゲームというコンテンツは新しい技術を取り込んで進化し続けています。でも大切なのはプレイする皆さんの体験です。未来のゲーム業界は誰も想像しえなかった、人とコンテンツの関わりを生み出していると思います。それを創り出すのは皆さん自身です。

*本学でのデジタル人材育成にかける思い
多くの実務家教員が最先端の知識と必要となるスキルを伝えています。学んでいる皆さんが新時代のクリエイターになるために全力で支援します。

神ゲー創造主エボリューションの様子5

※左 斎藤教授/右 中谷教授

神ゲー創造主エボリューションの様子6

※特別審査員 松山洋氏

神ゲー創造主エボリューションの様子7

神ゲー創造主エボリューションの様子8

学科長/教授 斎藤直宏
デジタルエンタテインメント学科
学科長 教授
斎藤 直宏 Naohiro Saito

東海大学工学部 光学工学科 卒業。株式会社ジャパンコンピュータグラフィックス・ラボ(JCGL)へ入社し、CG制作システムの研究開発・保守運営に従事。株式会社ナムコ(現・株式会社バンダイナムコスタジオ)に移り、CG映像・大型アミューズメント、業務用・家庭用ゲームにおける研究開発やバンクーバースタジオの立ち上げ等を担当。コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)運営委員長、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)技術委員会人材育成部会 部会長を歴任し、広くクリエイター育成を手がけている。

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中谷 日出
デジタルエンタテインメント学科
教授
中谷 日出 Hide Nakaya

東京藝術大学大学院 美術研究科 修了。芸術学修士。広告プランニング、広告映像アートディレクターとしてフリーで活動後、日本放送協会(NHK)に入局。アートディレクターとして「NHKスペシャル」をはじめ数々の番組を制作。NHK解説委員として科学文化芸術分野を担当し、番組「デジタル・スタジアム(デジスタ)」では多くのデジタルクリエーターを輩出した。日本デザイン振興会 グッドデザインフェロー。現在、京都大学大学院 特任教授を務め、「KYOTO STEAM〜世界文化交流祭〜」統轄ディレクターとして新しい時代のクリエーターを発掘、育成している。著書に『新しい美術はじめましょ!』(ソフトバンククリエイティブ)など。

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